「政治」との関わりは選挙だけじゃない

こんにちは。静岡に住む大学生のどひ(@Kosuta_ask)です。

朝日新聞に記事を書いてもらったよ。

3月20日に予定している「静岡わかものフェスタ」の告知記事を朝日新聞のS記者に書いていただきました。ありがとうございます!記事はこちらです(街づくり身近に考えよう 20日に若者会議

書いていただいた記事を読んで、自分が主張したいことって言葉にするとこういうことなんだ。というのがビビッときたので、ちょっと記事にしてみようと思います。

政治ってなに?

政治ってなんでしょう?(前回の記事に引き続き哲学的な問いです 笑)

なんでこんなことを聞くかというと、僕がしている「政治」という言葉の捉え方が世間一般とちょっと違うと思うからです。(別に自分のことを特別と言っているわけではありません。考え方は多様にあっていいと思います。)

18歳選挙権の実現もあって、高校生たちと「政治」について話すことが多くなった気がします。18歳選挙権の実現が、当事者である18,19歳の高校生たちの意識に影響を与えているのは確かでしょう。そんな時に必ず話すのが、「政治って何だと思う?」です。

よくある答えを抜き出すと、「選挙」「政治家がするもの」「遠い存在」「難しそうなもの」「国会」などです。こういった答えを見ていると、自分とは関係のない、どこか遠く(国会)で起こっているものというイメージを持つ子が多いのがわかります。僕の感触では、これは若者だけに限らず、大人に聞いても同じ答えが返ってくると思います。ちなみに僕はこの答えにちょっと違和感を持ちます。

政治とは、日々の意思決定への参加

では、我らがご意見番、広辞苑さんは「政治」をどう定義しているでしょうか?

人間集団における秩序の形成と解体をめぐって、人が他者に対して、また他者と共に行う営み。

なるほど。広辞苑によれば、先ほど書いた高校生たちのイメージとは異なり、「人が他者に対して、他者と共に行う営み」です。この考えに僕も賛成です。そもそも賛成というか、広辞苑が言っているのだからこれが正しい?のかもしれません。

このままだとちょっとわかりにくいので、僕の考えも踏まえて、ちょっと噛み砕いてみると、「日々の社会の意思決定に参加すること」が政治だと思います。

ちょっと具体例を出してみましょう。例えば、家族と話し合って夕飯のメニューを決めることや、友達とどこに遊びに行くか決めることなども政治です。だって、夕飯のメニューを決めたり、遊ぶ場所をお決めることは、人間集団における秩序の形成に関わっていると思うからです。(秩序って何?って話はひとまず置いておきましょう。)

「政治」という言葉の理解

最初に紹介した日本人の(高校生たちの)「政治」のイメージと、広辞苑にあった定義を見てわかるように、両者には大きな違いがあります。この違いがなぜ生まれるのか?という分析も必要です。しかし、今回の記事で強調したいのは、広辞苑の定義にもあるように、「政治」との関わりは選挙だけじゃないんです。

むしろ、よく考えたら「選挙」は、間接民主制の理念のもとに、直接民主制の補完としてあらわれたものです。あくまでも「補完」だと僕は思っています。意思決定をより合理的で効率的に行う仕組みとして選挙があります。中学の社会でそう習いました。

だけど、先ほどから言っているように、「政治って何?」と聞くと、ほとんどの人が「選挙」「政治家」と答えるのです。「遠い存在」「難しそうなもの」と答えるのです。

政治はもっと自分の生活に溢れているものです。その中にも、小さなものから大きなものまで様々なレベル感があります。(ただ、ある意味、自分に関わることはすべて大きな政治です)

まちづくりへの参画は政治参加

いまの日本は、生活に溢れる身近な政治への参加がないのに、投票率を上げようと大きな政治への参加だけを重視していることが課題です。むしろ身近な政治参加の積み重ねの上に、大きな政治への参加があります。

身近な政治と考えると、例に出したような家や学校の中も大事です。学校民主主義をどうつくるかも関心事のひとつです。ただ、家や学校の中だけが変わっても、その外が変わらなければ意味がないのです。ディズニーランドと同じ夢の国になってしまします。

だから、僕が大事にしているのは、直接的に身近なまちに参画すること。まちづくりへの参画(特に、個人の内発的なやりたい!を大事にするまちづくり)です。自分が自分ごとと思える「まち」に、まちの主体者として参画していくことです。これが若者たちの中で積み重なっていけば、投票率が上がる自信があります。

今回、インタビューをしていただいたことで、整理ができました。若干、なぐり書きな感じでしたが、政治は生活の中に溢れていて、まずはそこからという話でした。順番が違うんです。(今日はできる限りわかりやすく書いたつもりではあるのですが、まだまだ伝わりにくいと思うので、何を目指しているか興味がある方はぜひ話しましょう)