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学校に育てられた生徒の主体性はホンモノなのか?

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こんにちは。どひ(@Kosuta_ask)です。

主体性を育てるというけれど

学校の先生がよく「生徒/子供/若者の主体性を育てる」と言っているのを聞きます。18歳選挙権が実現してから、特に中学・高校では「主体性を育てる」という言葉を聞くことが多くなった気がします。大学も、主体的に行動する学生を育てる!と掲げているところが多いですよね。(学校のホームページを見れば、山ほど出て来ます。)

何の違和感もなく、様々なところで使われている「主体性を育てる」という言葉ですが、僕はずっと違和感を持っています。

育てられた主体性っておかしくない?

それはなぜかというと、育てられた主体性っていうのがおかしいと思うんです。「主体性」なんだから、育てられている時点で主体的ではないのではないでしょうか。ちょっとわかりにくいと思うので、具体例を出してみます。

学校の中で主体性を育てる授業が行われていたります。生徒が自ら地域の課題や社会の課題を発見し、その解決方法を考えたり、課題についてレポートにまとめたりする内容です。

何の問題もないじゃないか!と思われた方もいると思いますが、ちょっとよく考えてみてください。

例えば、「地域の課題なんて興味がない!私はディズニーランドのことを調べたいんだ!」という子が教室の中にいたらどうなるでしょうか。先生が決めたことではなく、自分でやりたい!と口にしているのだから主体性のモデルのような生徒だと思います。

しかし、きっとこの授業のなかで、その子は先生から「言うことを聞かない悪い生徒」とみなされてしまいます。先生は地域や社会の課題を調べることで、主体性を育てようとしているわけですから、気持ちはわかりますが、これで本当にホンモノの主体性を育てることにつながるのでしょうか?

学校で主体性を育てるのは難しいと思う

学校は教育機関ですから『こういう風に育ってほしい!』という理想像が最初からあって、そうなるように育てていこうします。特に日本は銀行型教育(詰め込み教育)と呼ばれるように、生徒を教えることに特化しています。生徒たちは学校の中では、受け身であることに慣れているんです。

そんな生徒たちが、いきなり「主体的になれ!」「主体性を持て!」と言われても、混乱するに決まっていますし、そもそも先生に「主体的になれ!」と言われて、主体的になった生徒は主体的に見えて受け身的ですよね。

だから先ほど例で出した、主体性を育てる授業に関しても、本当は授業に出ないという選択もあります。そして、「先生が決めた枠は嫌だ!授業に出ない!」と動いた生徒はとっても主体的な生徒です。

しかし、学校は教育機関という特性上、生徒が授業に出ないのをを許すことはできないでしょう。これで本当にホンモノの主体性を育てることができるのでしょうか?

これは学校だけでなく、子供・若者と関わるすべての人への問いであるようにも感じます。本当の意味での主体性とはなんなのでしょうか?主体性は育てられるものなのでしょうか?言うことを聞かない主体性をあなたは許せるでしょうか?

自分自身の活動とも照らし合わせながら、改めて考えてみたいと思います。

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