NeedとWantは違うように見えて、実は同じなんじゃないかというお話

記事というよりも、今回はメモです。

NEEDが先か、WANTが先か。

地域活動やNPO活動をするときに、「やりたいことじゃないと続かない」と言われることがよくあります。

僕もこの意見に大賛成で、「『自分』発のまちづくり」を!と、いつもお話させていただいています。単純に「やりたいこと(WANT)」を実現していくのって楽しいと思うんですよね。

その一方、まちづくりは「地域課題(NEED)」を出発点にして取り組まれていることが多いです。

「人口流出が激しい」、「保育園が足りない」、「ゴミがたくさん落ちている」

特に行政がつくる都市計画は、「こんなまちにしていきましょう」という目標は立てるものの、ほとんどは地域課題をいかに解決するかのかの視点で、書かれていることが多いように感じます。(行政の話をすると長くなるので、今回はひとまずおいておきましょう)

NEED発でも、実はWANTだよね

「◯◯がしたい!」、「◯◯をやってみたい!」という思いから始めて、仲間や共感する人が集まってきたら、その時点で個人の「WANT」は、社会の「NEED」になっています。

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ひとりの小さな「WANT」が、まちの「NEED」になっていく、これを「『自分』発のまちづくり」と呼んでいます。

「逃走中がやってみたい」、「音楽イベントをしてみたい」、「BBQがしたい」なんでもいいんです。「WANT」を言ってみたことで、仲間や協力者が集まり、実現するまでのプロセスが大事で、そんな連鎖が起こるまちに僕は住みたいな〜と思っています。

地域や社会のNEEDがWANTになる瞬間

「『NEED』発」の「WANT」もあるよな、と最近考えるようになりました。

例えば、熊本の地震を見て、義援金集めやボランティアをはじめた人がいたり、何かしたい!と考えている人もたくさんいると思います。熊本の復興(NEED)が、何かしたい(WANT)になったということです。

他にも人と話す中で、「◯◯してほしんだよね」、「◯◯があったらいいんだけどな」というNEEDを耳にして、「それならやってみよう」、「お手伝いしてみたい!」、「それはどうにかしないといけない!」と、WANTになっていくこともあります。

これらはNEED(社会や地域の課題)であるよう見えて、「気になる」、「どうにかしたい!」というWANTでもあります。きっと全く関心がなければ「気になる」という気持ちは沸かないので、これも「『自分』発」であるわけです。

あえて分類するのならば、いわゆるボランティア活動は、NEED先行型ですよね。

結果、社会は良くなりそうだけど。。。

WANT発の「こうしたい!」「やってみたい!」が、社会にとってめちゃくちゃ悪いことでない限り、NEEDが先でも、WANTが先でも、どちらでも社会は良くなりそうな気がします。

また、NEEDを認知して動き出していることを考えると、それは潜在的なWANTだった可能性もあります。NEEDが先に見えるようで、実はそれもWANTから始まっていたりするので、複雑です。

「『自分』発のまちづくり」の捉え方は、いろいろあるなと考えるこの頃です。