学生と地域をつなぐコーディネーターって?2週間密着して観察してみた。

2週間金沢でインターンさせていただきました。

8月中の2週間。株式会社ガクトラボでインターンをさせていただきました。

ガクトラボとの出会いは大学1年生の時。代表の仁志出さんのお話を聞いて、「学生と地域をつなぐ」が仕事になるんだ!と驚いたのを覚えています。(昔に金沢のことを紹介した記事はコチラ)

無理なお願いを受け入れてくださったガクトラボの皆さん、ありがとうございました!!

ガクトラボは、60名以上の大学生が所属しているほか、年間500件以上の学生の相談や、約50の学生組織の活動支援をしているなど、「超」学生とつながりがある会社です。(2015年度のデータ)

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そして、その学生たちの拠点である(金沢市が設置している)金沢学生のまち市民交流館のコーディネーターとして現場で学生と関わっているのが仁志出さんです。

大学1年の頃から、ひそかにロールモデルの1人にさせていただいている仁志出さんのもとで学ばせていただく経験は、本当にあっという間で、ものすごく濃い時間でした。

株式会社ガクトラボとは?

石川県唯一「学生×地域」専門の挑戦創出業

学生は地域という実践の場を通じて「本気・挑戦・楽しむ」学生へと成長し、地域の未来を支える若者へとなる。そのキッカケを与える挑戦の舞台を私たちはつくっています。

(株式会社ガクトラボパンフレット)

地域と学生をつなぐコーディネーター役に必要な考え方、要素、スキルをたくさん学べました。しかし、時間をともに過ごすほどに、自分の力の無さを実感する毎日でした…。

学生と地域をつなぐコーディネーターの要素

せっかくなので自分のアウトプットも兼ねて、2週間ずっと観察していた地域と学生とつなぐコーディネーターの要素を僕なりにまとめてみたいと思います。

オープンマインド

当たり前ですが、誰も拒まない態度。

肯定する・受け止める

基本的に批判しない。肯定する。

聞く

コーディネーターの重要な態度。聞くのが9割。

問いかけ

意見を伝えたいときも問いかける。問いかけを通じて、相手が答えに近づいていく。

待つ・時間をかける

相手が考えている間は待つ。急かさない。

また、自分の仕事もあるはずだし、学生の相談もたくさん受けているはずなのに、ひとりひとりにたくさん時間をとる。相手に時間をかける。本気で接してくれる。

元気

毎日、元気。ぎらぎらしている(笑)

話すとなぜかこちらまで元気、ポジティブになれる。

2割言う(意見というより事例や情報)

意見を伝える時は自分が伝えたい内容の2割くらいに抑える。

また、仁志出さんの場合は意見を伝えることよりも、学生の選択肢を広げるために事例や情報を教えることがほとんど。

そして、それを伝えるための事例や知識を蓄えている。

相手の状況を見極める

その人の状況を見極める。経験則もきっとあるだろうけど、感覚的なもの強い。

言葉にできている悩みだけでなく、まだ言葉にできていない見えないものも含めて、その人がどんな状況に置かれているのかを見ようとする。知ろうとする。

原動力(挑戦の種)を探る

その人が心から何をしたいのかを探る。そして、その問いかけをする。

フィードバック力

相手が求めていることに対して正確なフィードバックをする。相手が求めているものを丁寧に探るからこそ、的外れなフィードバックにならない。

謙虚・誰からも学ぶ姿勢

全然偉ぶらない。学生からも常に学ぶ姿勢を持っている。

というより、どんなときでも、誰といる時でも、常に自己成長の時間にしている。だから、ぎらぎらしている(笑)

楽しむ

相手の話を楽しんで聞く。ネガティブな相談でもなぜか楽しそうな態度のことが多い。

だから相手も元気になる。

関心の態度

いろんな相談があったら、自分の関心とは懸け離れたものはありそうなのに、どんなものでも関心を示す。

関心を示そうと意識しているというよりは、常に何にでも関心がある。自己成長欲の高さがそうさせる。

強い相づち

相づちが強い。共感力が高い。

多分、何にでも関心があるので、つくった相づちや共感になっていない。

相手に返す(悩み過ぎない、挑戦するのは相手)

相談を聞くと、相談された側も悩むことがある。しかし、挑戦するのは常に相手なので、コーディネーターが悩み過ぎることはあまりない。

導く(本質的には導こうとはしていない)

問いかけていくことで、相手が導かれていく。

ただ、上にもあるように挑戦するのは相手で、常に答えは相手の中にあるので、コーディネーターは導こうなんて思っていない。勝手に導かれていく印象。

地域の中でのポジショニング

すべてを自分ひとり、もしくは自社だけでやろうとしない。

地域の中にある既存の組織や人を見て、自分たちのポジショニングを確立する。必要なものがあれば自分たちでつくることもする。

自分の強みを生かしたコーディネーターに

人にはそれぞれ強みがあって、コーディネーターのあり方もきっと三者三様。

比べることに意味があるのではなく、

すべてを真似ることに意味があるのではなく、

それを知った上で自分はどんな人間でありたいのか?

どんなコーディネーターでありたいのか?

を考える2週間になりました。

改めて、この時間を提供してくれたガクトラボの皆さん、ありがとうございました!

Information

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