空き店舗撲滅!地域に飛び出す公務員「ここdeやるZONE-ここやる-」

空き店舗を撲滅!?愛知県岡崎市

先日は、愛知県岡崎市の商店街を訪れ、空き店舗撲滅に取り組んでいる方達の話を聞きに行ってきました。

東岡崎駅から徒歩約15分。康生地区の商店街に「ここやる」という看板が見えました。

商店街は思ったよりも空き店舗が少ないなという印象です。人通りもある程度はありますし、ほとんどがシャッター通りではないように感じました。

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写真は夜の訪問で暗かったので、昼間の写真を拝借しました。

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中はこんな感じです。もともと美容室だった場所を使っているようで、入り口が全面ガラス張りなのがいいですよね。

岡崎市空き店舗撲滅運動ここ de やるZone…略して「ここやる」岡崎市役所の公務員を中心に、有志を募った集まりです。

公務員が、プライベートでまちに飛び出し、行動することで小さな変化を起こすことできる。そんな想いで活動をしています。

参加は自由で、イベント企画も自由です。

「もっとこんなまちや社会になれば良いのに…という思いを持っている方は多いと思います。

一方で、一人で考えているだけでは、なかなか実現できるイメージも持てず、何から手を付けて良いかわからないため具体的な行動に移せないということも多くあると思います。

そこで、”ここやる”のような対話の場をまちの中心部に設けることによって、素直にそれぞれ方の【想い】を語る機会をつくるとともに、支援してくれる人との関係性を作っていくことができれば、少しずつでも具体的な行動を起こすことができると信じています。

踏み出しましょう、エレガントな一歩を!

「ここdeやるZONE-ここやる-」(通称:ここやる)の概要は、ホームページから引用させていただいた通りです。

岡崎市役所の公務員の有志のメンバーが、空き店舗の撲滅のためにプライベートで活動しています。

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ここやるをはじめるきっかけとなったのは、長野県塩尻市の大門商店街の「空き家プロジェクトnanoda(なのだ)」を岡崎市の公務員が訪問したことです。

nanodaは、公務員が月1000円を自腹で出し合いながら空き店舗を借り、様々なイベントを仕掛けており、全国的にも有名な事例です。

その姿を見て、岡崎でも同じことをしようと2015年12月に始まったのが「ここやる」です。岡崎でも実際に市役所内で出資を募り、空き店舗を借りて運営しているそうです。

年間100回以上のイベント。子育てをするお母さんの休憩スペースにもなってる。

「ここやる」のすごさは、公務員がプライベートでやっているにもかかわらず年間100回以上のイベントが開催されていることです。そして、そのほとんどが飲み会だそうです 笑

イベントを開いて空き店舗の風通しを良くすることで、小学生から地域のおじさんおばさんたちなど、幅広い世代が利用するスペースになっています。

ミニ四駆大会をやったり、七夕のイベントをやったり、月に一回は地域の人を呼んで「まちの人の話を聴く」会など、色々な会を開いています。ここやるで何かイベントをしていると、商店街を通る地域の人が入ってきたりして、そこでまた交流がおこっているとのこと。

そして、商店街を利用するお母さんたちから「商店街で休憩できるスペースがない」という声があり、それだったらと、昼間は休憩スペースとして貸し出すことにしているそうです。

そして、ヒアリングのつもりがイベントになった。

こちらから訪問の依頼の連絡をさせていただいたときは、「取り組みを聞かせてください」とヒアリングをさせていただくつもりだったのですが、「せっかくだから土肥さんの活動も話してください」と言ってくださり、この訪問も早速ここやるのイベントのひとつになりました。

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そして、ここやるの方だけでなく、近隣の市の公務員の方や大学生なども集って、(もちろん飲みながら 笑)色々と意見交換をしました。

経済効果は1年間で200万弱。累計1000人以上が訪問。

こうしたイベントで用意するご飯はすべて近隣のお店からテイクアウトで、おおよそ1年間で200万弱くらいがここやるのイベントだけでまわっているとのことです。

訪問した際に用意していただいたご飯も近所の中華料理屋のテイクアウトで、中華好きの僕にとっては嬉しいご飯でした。

また、ここやるに訪問した人の数も1000人を超えているとのこと。まだはじまって1年くらいなのにすごい数ですよね。

楽しみながら、しっかり。

ここやるを訪問しての印象は、「楽しみながら、しっかり」です。

飲みながらイベントをやるという(いい意味で)適当で楽しい雰囲気と、これからの商店街をこうしていきたいというビジョンをもとに成果を数値化して、そのバランスの取り方が勉強になりました。成果の数値化は公務員の方がやっているからこそなのかもしれないですね。

そして、自分たちだけが楽しむだけでなく、地域への尊敬が活動の根底にあることもよくわかりました。本当に素敵な方達と素敵な場所です。

印象的だったのは、副代表の中川さんが仰っていた言葉。

「もし他の人がここを借りて、何か商売をやりたいと言ったら、僕たちはすぐに出ていきます。実際にここやるを始めてから、何件か中を見て見たいと連絡をいただいています。そうしたら、ヤドカリのように次のシャッターを開けるんです。

あくまでもこの活動のミッションは、空き店舗を撲滅することで、こうして場を運営されるのはシャッターがずっと閉まっている店舗のシャッターを開け、風通しをよくすることなんだと思いました。

これって、やろうと思えばどこの商店街でもできること。まずはやってみることが大事です。

ここやるの皆さん、集ってくれた皆さん、ありがとうございました!!

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まちづくりって美味しいの?

2000人の若者も動かした、僕らの政策の変え方(298円)

観光もばっちり。

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最寄りの東岡崎駅に到着したら「市制100周年」ののぼりがありました。

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せっかくなので、岡崎城も見てきました。想像以上に大きなお城で気分が高まりました。

すっかり観光気分です。