イベントのつくり方 参加のまちづくり 団体運営ノウハウ

手法が先か、目的が先か、ワークショップのプログラムデザインで気をつけたいこと

投稿日:2017年9月14日 更新日:

前回の記事で、本当につながるには”What”ではなく”Why”をシェアしよう!ということについて書きました。これはワークショップデザインにも共通すると噛み締めています。

手法が先か、目的が先か。

依頼を受けてワークショップのプログラムデザインをするときは、依頼者と丁寧に「その場が終わったあとに参加者はどんな状態になっていてほしいか」の具体的なイメージを打ち合わせしています。

そうしないと、本当にこのプログラムでいいのかなとファシリテーターが不安になりますし、その不安はやっぱり場にも伝わってしまいます。

「ワールドカフェをやってほしい」

「アイスブレイクをやってほしい」

「つながるワークをやってほしい」

手法はあくまでも手法であって、場の目的に合わせたプログラム(手法)を組んでいかないと効果を発揮しません。

「◯◯をやってほしい」という話はよくありますし、目的の話がふわふわしているのにどんなワークをやるかの話がメインになることもあります。まずはその場の土台の部分、根っこの部分を明確にして、プログラムを組んでいくのが順番です。

「つながる」というマジックワード

また、まちづくりの場だと「つながる」というマジックワードにも注意しないといけないなといつも思っています。「つながるワークショップ」と聞くと聞こえはいいですが、つながるといっても、色んな段階がありますし、人によってイメージがバラバラだからです。

「どれくらいつながるのか」を具体化しなければ、微妙な会になってしまうかもしれません。例えば、

・名前と顔が一致する人が何人くらいいればいいのか

・この場でつながったあとにどうなっていってほしいのか

・そもそも何のためにつながってほしいのか

など、どれくらいのつながりの段階なのかに合わせて、プログラムを組んでいかないと、あとあと「私の描いた場はこんなものではなかった」と不満が出るかもしれません。

鶏と卵の話ならばどちらが先かわかりませんが、ワークショップの場では必ず「目的」から。それを具体的なイメージにして、この場の「達成目標」にしていくことが大事です。

そして、「目的」からというのは団体運営や事業運営にも共通する話なのですよね。

本当につながるには”What”ではなく”Why”をシェアしよう!

 

【土肥潤也(子ども・若者の地域参画コーディネーター) プロフィール】

静岡のNPOで活動をしながら、東京の大学院に通う。

静岡と東京の2拠点生活をする実践者兼学生(研究者)

http://dohijun.com/junya-dohi/

 

【子ども・若者が政治的主体として参画できる社会に】

県知事も「おもしろい!」と言った若者の政治参加を進める3つの提案

http://dohijun.com/post-1747/

学生ボランティアを無償の労働力にするのは最低だ

http://dohijun.com/post-1409/

プロセスに当事者がいない居場所はただの押し付けだ

http://dohijun.com/post-1796/

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