主権者教育は、大人の真似事をすることではない。茨城県JCで研修を担当。

若者参画・主権者教育をテーマに研修。

2018年3月20日は、日本青年会議所茨城ブロック協議会の主権者意識向上委員会にて、主権者教育や若者参画に関する内部研修を担当しました。

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この委員会では、県の教育委員会などと連携し、ハイスクール議会を開催しており、今回は欧州・国内の事例紹介から、子ども・若者の参画事業を推進する上で大切にしたいことを中心にお伝えさせていただきました。

主権者教育は、大人の真似事をすることではない。

今回、とくに強調したのは、主権者教育・子ども・若者の参加実践は、大人の真似事ではないということです。

スライド40とくに子ども議会などにありがちなのは、実際に議会を会場に使って、すでに用意された原稿をただ読むだけというもの。こんな大人の真似っこで、子ども・若者たちの主権者意識・シティズンシップが育まれるわけがありません。

僕の理解では、主権者教育とは、子ども・若者もひとりの市民として社会や政治に参加できるように、対等になれるように、その力を授けていく教育だと考えています。

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むしろ子ども・若者の興味関心から自発的に参加していくことが重要で、子ども・若者たちが今の社会に問題意識をもって、どんどん新しくアップデートしていくことこそが求められている役割なのではないでしょうか。

子ども・若者はよく「未熟」と言われますが、未熟とは「新しい」ということでもあります。彼らの新しい発想をどのように社会に生かすか、その力を生かすためにどんな教育が必要か。

それは絶対に大人の真似事をさせること、大人たちと同じ道を辿ることではないはずです。

夏にも茨城に。

今年はまた茨城にお邪魔して、ハイスクール議会に関わるスタッフのファシリテーター研修などもさせていただきます!

当日のプログラムを丸投げするのではなく、研修やプログラムデザインの段階で相談に乗れのは嬉しいことです!

また、いま自分が一番取り組みたい、子ども議会や若者議会の再構成についてお話をいただけたのには、自分としてもありがたい経験です。引き続き、茨城の皆さんよろしくお願いいたします!

【土肥潤也(子ども・若者の地域参画コーディネーター) プロフィール】

静岡のNPOで活動をしながら、東京の大学院に通う。

静岡と東京の2拠点生活をする実践者兼学生(研究者)

プロフィール 土肥潤也/Junya Dohi
土肥潤也(子ども・若者の地域参画コーディネーター ) 土肥潤也(どひじゅんや)プロフィール 子ども・若者の地域参画コーディネーター / ...

【子ども・若者が政治的主体として参画できる社会に】

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