イベントは「参加者」より、「主催者」のほうが圧倒的に楽しい5の理由

たまたまある後輩と話していて、「イベント主催者側は面倒だから参加者のほうが楽ですよね」という言葉を聴いて、もしかしたら多くの人がイベントをつくるのは面倒って感じていて、参加者のほうが楽と感じているんじゃないかと思ったら、単純に「もったいない!!」と感じたので、僕なりのイベントを主催する側の魅力を綴ってみた。

1.圧倒的な達成感

イベントへの思いが本気であれば本気であるほど、終わった後の達成感は特別なものになる。そのイベントに対しての目標、例えば、参加者〇〇名とか、参加者がこんなことをかんじてくれたらいいな。とか…。

それはイベントの性質によってきっと違うんだけれど、その目標に近づけて成果が出たイベントの、圧倒的な達成感はすごく心地がいい。だからこそ、ホントの本気になることが大事。

2.「今日来てよかった!」

そんなことを参加者の方から、イベントが終わった後に言われることがある。自分自身、進行をしながらとか、裏方をやっていて参加者の皆さんが楽しめているかを一番大事にしているけど、この言葉をかけてもらったときは、本当にうれしい。

ただ、この言葉をかけてもらったからと言って、すべての参加者の方がそう感じているかはわからないし、掲げた目標通りに参加者の方が感じてくれているかはわからないので、注意が必要。

3.誰よりも、そのイベントのことを知れる。

主催者なんだから当たり前のことだけど、そのイベントについて誰よりも考えるのは絶対に主催者だ。

イベントと一口に言っても、いろんな特性なものがあるけれど、例えば何か講演会を開いたりとか、ワークショップをやったりするなら、そのテーマに関して誰よりも関心を持って調べることができるし、

講師とかゲストを呼ぶイベントなら、講師の方と仲良くなれたり、講師の方との連絡や、打ち合わせなどの中で、「この人はこんな考え方をするんだ」とか、「この業界ってこんな風になってるんだ」とか、ただのイベント参加者では得ることができない気づきがたくさんある。

もっといえば、講師やゲストと一番仲良くなれるのは主催者だし、イベントの後も繋がっていくことができる。

4.次につながる

参加者の方と連絡を取ったり、挨拶をしたり、司会をしたり…。良くも悪くも、主催者がやることはたくさんある。しかし、見方を変えると参加者と一番密接につながることができるのは、主催者だ。

「ちょっとあの人話してみたいけど、緊張するな」と、ただのイベント参加者では引き気味になってしまうところも、主催者ならば堂々と「運営をしている〇〇です。今日は参加してくれてありがとうございます…」みたいな感じで、話しかけることができちゃうのだ。

例えば僕の場合は、そうしてイベントを通して顔を覚えていてもらえたことをきっかけに、参加者の方から新しい仕事をもらえたり、たまたま訪れたレストランが過去に自分が主催したイベントの参加者さんで割引をしてもらったことがあったり、なんか困りごとがあったときにそれに精通している人が知り合いにいたりとか…。

こうして得たつながりは次につながっていく。

5.誰よりも楽しい!

誰よりも楽しい!というと、「お前が楽しむ前にもっと参加者が楽しめるようにしろよ。」と突っ込みを受けそうだが…。ここでいう「楽しさ」は英語でいうと”fun”ではなく、”comfortable”とか”happy”に近い感じなのだ。

軽い楽しさというよりも、もっと深い楽しさ。それはその場の心地よさだったり、まさにハッピーな気持ちになることができる。

場合によっては、参加者さんが自分が思っていた通りに感じてくれなかったり、思ったような進行できないかもしれない。でも、それもまた楽しい。川の流れのように(美空ひばりではない)、参加者に進行をゆだね、進行者はしっかりゴールに向かうように、転覆しないように見ていればいいのだ。

そんな風にその場がどっちに行くのか予想がつかないことや、参加者の方がたくさんの笑顔であふれていたらきっとそれを眺めている自分の顔はもっと笑顔だろう。


主催者は面倒な事もたくさんある。何かあった時の責任はすべて主催側が負うし、イベントの規模が大きければ大きいほど、問われる責任も増すだろう。

しかし、実はその「責任」こそが「楽しさ」なのだと僕は考えている。責任負わずして、得られるものはないのだ。

ただの参加者でいいや。と思っているあなた!いきなり、イベントを企画しろとは言わないが、自分が楽しかった!参加してよかった!と思えたイベントの主催者はその何十倍も楽しんでいるし、達成感を得ているということを考えてみてほしい。それはどんなに羨ましいだろうか。

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ファシリテーション 実践から学ぶスキルとこころ

最後にイベントをつくっていくときに、最も参考にしている本を紹介してこの記事を終わる。