素朴な若者の想いに寄り添うまちを目指して

若者が主人公となれるまち

そんなまちのイメージを抱きながら、活動をしている。若者が主人公とは一体どういうことであろうか?それは、決して背伸びをしない、とっても素朴な素朴な若い世代の想いに寄り添っていくことだと考えている。

・学校に部活がなければ、ダンスやバンドの練習がしたくても、お金をかけないと場所が確保できない。
・自分の夢を言葉にするのが恥ずかしい環境がある。そんなこと言う前に偏差値を上げろと言われる。
・若い人はいるだけでいいからと言われる。自分の存在意義は若いだけ?
・自分たちの住むまちなのに、そのまちの意思決定に参画できないし、どうやって参加していいかわからない。

こういったことは、実際に活動を通して若者たちから聞いた想いだ。著しい人口減少に危機を感じている地方では、若者が住み続けてもらえるまちを目指して奮闘している。しかし、そのほとんどの政策や取り組みは、企業の誘致や、教育環境の充実、ハードの整備などである。たしかにそういったことも大切かもしれないが、もっともっとミクロな視点で若者ひとりひとりを見てみると、求めているのはもっと素朴な想いである。

また、これからのまちの当事者である若者自身がそういった(企業誘致や、教育環境の整備などの)議論に参画してかなければいけない。当事者不在の議論に意味はない。大人だけで決めるのではなく、若者にも決めてもらう。「決めること」への参画こそが最も本質的な参画である。「聞く参画」では不十分なのである。

若者政策は成長戦略

EUでは、若者政策は成長戦略として位置付けられている。これは若者への投資が国の成長につながると考えられていることと同意であると認識している。そんなことを言わず、大人たちにも投資をしてくれという人もいるかもしれないが、大事なのは常に未来に投資をし続けるということ。大人から若者へのギブの循環をつくっていくことである。ギブされた若者はきっと、社会へのギブというかたちで恩返しをしてくれる。

若者の素朴な思いにもっともっと寄り添うことができるまち。そんなまちこそが、未来あるまちである。大事なのは今の利益か、未来の繁栄か。そんなことを考えながら、明るい未来のために今を生きる。