アソビバ作戦会議「おもちゃファンド構想」part.1

まちづくりの実験

みんなでつくる、みんなのアソビバが昨年の12月に開催されてから約2ヶ月。

アソビバの第2ステップを考えるべく、1月21日(月)に「アソビバ作戦会議」を開催しました!

12月のアソビバに携わってくださった方が8名、はじめましての方が3名、計11名の方が参加してくださいました。

「みんなのアソビバ」のふりかえり

まず、それぞれの自己紹介を終えた後に、土肥から12月9日に開催した「みんなでつくる、みんなのアソビバ」のふりかえり報告をさせていただきました。

ここからは当日のプレゼンの様子を反映しています。

昨年の12月9日に、焼津駅前通り商店街の一部を歩行者天国にし、「みんなでつくる、みんなのアソビバ」を開催しました。

その名の通り、商店街をみんなの公園にして、アソビバにしてしまおう!という企画です。

いま、まちはどちらかというと消費する場所になっています。何かモノを買ったり、お金を払うことでサービスを受けたり。

公共サービスに対してもそんな意識がないでしょうか?

「役所がやらないから」「役所にお金をつけてもらえばいい」

しかし、人口がどんどん減り、公共の課題も複雑化するこれからの時代は、何でもかんでも役所頼りとはいきません。

自分たちのまちを自分たちでつくっていかなければ、まちはいつか滅んでしまうかもしれません。

 

そんなときに、ドイツに行く機会を得ました。

そして、遊びを通じて、子どもが、大人が、そしてまちが繋がっていく姿を目の当たりにしたのです。(詳細はこちら)

ドイツでは、子どもをまちの中心に置き、遊び場を展開することで、まちの文化をつくりだしていました。

「こんな風景を日本でもつくりたい」

そこで考えたのが、「みんなでつくる、みんなのアソビバ」です。

「ドイツの真似っこでは、意味がないじゃないか!」

そんな批判もありそうですが、まずはやってみないとわからない。そして何より、「やりたい!」と言ったら、協力してくれる人が次から次へと現れました。

「みんなでつくる、みんなのアソビバ」はその名の通り、みんなでつくったアソビバです。

準備段階から多くの方が、協力してくれました。遊び道具をつくったり、飾り付けをつくったり、おもちゃを寄付しれくれたり…。

おおよそ50名くらいの方が、直接・間接で協力者になってくれました。

「これだけの人がつくるアソビバはきっと成功する」

そう確信し、本番を迎えました。

結果、アソビバのスペースは人で溢れ、子どもたちの遊ぶ声で商店街はいっぱいになりました。

もちろん課題もありましたが、それはやったからこそ見えたこと。

たった1日のイベントでしたが、生み出したものもたくさんあります。

とくにイベントが終わった後に、事務局宛に「こんなに素敵なイベントを開催してくれて、ありがとうございました」とわざわざ電話をくださった方がいたのが、印象的でした。

きっと、こんな風景がまちに溢れたら、まちは変わるんじゃないか。

いまはそんな仮説を持って、アソビバを第2ステップに移行させていきたいと考えています。

アソビバが終わってから、色々考えてみました。

参加された方から、こんな声をたくさんいただきます。

「そんな期待に応えなきゃ!」

ちょっと前までは、そんな風に思っていました。

でも、なんだか違和感もあります。

「みんなでつくる、みんなのアソビバ」なのだから、こうした声が、

こんな風になったらいいなと思うのです。

そのためにどうしたら良いか?

つまり、アソビバに関わる人をもっと増やして、「みんなでつくる、みんなのアソビバ」を実現するためにはどんな仕組みがあれば良いか?

おもちゃファンド構想

そこで、「おもちゃファンド構想」というのを考えてみました。

でも、これはあくまでも僕のアイデアなので、これをたたき台に皆さんと考えていきたいのです。

だから、例えば… の話で読んでみてください。

今回、アソビバをやってみてわかったこと。

それは、思ったよりも、使わなくなったおもちゃが眠っているということでした。

子どもが大きくなるとおもちゃは使えない。だけど、捨てるには勿体無い。

状態の良いおもちゃが、たくさん今回のアソビバに寄付されました。

だったら、これからもそんなおもちゃを寄付してもらって、いろんな場所で開催するアソビバで使えたらいいんじゃないかと考えました。

ほかにも、そこで集めたおもちゃをまちの色んな子どもスペースに持って行って、例えば、病院やスーパーの子どもスペースに持っていくこともできるかもしれません。

たくさんおもちゃがあれば、おもちゃの車(プレイカー)で、色んな場所に遊びを運ぶこともできます。毎週のようにプレイカーが、遊びを運んでいくまちになったら、こんなに素敵なことはありません。

また、協力してくれる人もたくさんいました。

「竹馬が作れる!」「けん玉を広めたい!」「こんなワークショップだったらできる」

今回は時間がなくて、すべてを実現することはできませんでしたが、そんな「遊び(遊ぶ人)」を運べるプレイカーであれば、もっと素敵です。

いまの子どもは「さんま」が足りない

何より、今の子どもたちには「さんま(3つの間)」が足りないと言われています。

 時間・空間・仲間

習い事や勉強で子どもたちが忙しいことは、子どもに関わる人なら誰でも感じていることでしょう。子どもの時間は足りないのです。

ボール遊びが禁止の公園はどんどん増えて、子どもが自由に遊べる空間も足りなくなっています。

子どもの数が減っていることを考えれば、近所に友達が住んでいないことも珍しくないでしょう。仲間をつくるのも大変になりました。

アソビバがつくる未来は、今回開催したイベントとしての遊び場だけでなく、日常の遊び場をつくっていくことに繋がっていかなければいけないでしょう。

みんなのアソビバはきっとその第1歩になると信じています。

アソビバサポーター

こうした子どもたちを中心とした遊びを支えられるまちでありたい。

そのための提案が、「アソビバサポーター」です。

アソビバを継続して、しかも色んな場所で開催しようと思うと、人もお金も必要です。

普通の組織であれば、実行委員会などを組織して、同じ人たちで運営するのかもしれませんが、「みんなでつくる、みんなのアソビバ」は、みんなでつくるを徹底的に貫いてみたいと思いました。

アソビバサポーターは、ちょっとずつお金と時間を寄付します。

まずお金の寄付。年会費は3,000円、飲み会を一回くらい我慢すれば払える金額です。

次に時間の寄付。来れる時に来れる時間だけ、アソビバに協力してください。当日来るのも良し、準備を手伝ってくれるのも良し、広報を手伝ってくれるのも良し。色んな関わり方ができると思います。

10年後に市民の1割がアソビバサポーターだったら、どうでしょう。

きっと年間100回くらい、アソビバが開催できるはず。

もちろん進めていけば、課題にもぶつかるでしょう。

そして、最初に言ったように、これはあくまでも僕のアイデアです。

きっと「それどうなの?」「ここはこうしたらどう?」と思った人もいると思います。

みんなと話して、みんなとつくっていきたいのです。

その第1回が今日の「アソビバ作戦会議」です。

作戦会議で出たアイデア

そんなプレゼンを経て、皆さんとアソビバ作戦会議に移りました。

  • アソビバだけでなく、日常でも遊べるようなつなぎが必要では?
  • 神武通りでも開催してほしい!と相談が!4月14日に開催予定。
  • 駅前通り第2回は、5月5日を考えています。
  • アソビバの企画自体を今日みたいな作戦会議を開いて、いろんな人から意見をもらったらどうかな?
  • アソビバを定期開催することは、家族が一体になる場をて依拠することになるのでは?
  • おもちゃの交換会や、子どもが選んだおもちゃをもらえる仕組みになるとおもしろい
  • 大人のアソビバもやりたい!
  • おもちゃファンドは、お金やおもちゃだけでなく、時間の寄付もある。
  • 例えば、バルーンやクラウン、糸のこなど、特技を持った人が自分も教えながら、遊べる。そんなアソビバがあってもおもしろい。
  • オススメの絵本を持ってきたりして、対話を促す仕組みがあってもおもしろのでは。
  • アソビバのプロジェクトは、自分から手をあげた人だけ!というのに限定してはどうか。
  • おもちゃだけではなく、子ども服の交換もいいよね。
  • この前のアソビバでけん玉を習った旦那さんが毎日のようにやっている。

たくさんの意見が出たのですが、ひとつの結論は、こういう風に、ああだこうだ意見を言い合いながらつくっていくのが、アソビバの軸になるということ。

「自分から手をあげた人だけ」という意見もあったように、この場で出たものを大切にしながら、走りながら考えていこうと思います!

アソビバ作戦会議は、定期開催予定。

これまで関わってくださった方も、これから関わりたい方も、ぜひ第2回もご参加くださいー!

みんなのアソビバに興味がある方は、まずFACEBOOKページをご覧ください。