主権者であること、民主主義、若者はパートナー
今日は新日本婦人の会富士支部、きらり交流会議、富士市主催の男女共同参画推進のフォーラムで依頼を受け、講演とプチワークショップを担当させていただきました!
参加者は、お母さん、おばあちゃん世代の方が9割で、行政関係者の参加も見られました。
テーマは、「18歳選挙権をきっかけにわかものから学ぼう~主権者であること、民主主義、若者はパートナー~」です。

まず、テーマが民主主義なのに「講師から一方的に話す場は民主主義じゃないでしょ!」ということで、どんな関心を持ってこの会に参加をしたのかを、じゃんけんアンケートとペアワークで聴き合い、対話からはじめていきました。
皆さんの関心がわかったところで、講演。

自己紹介で絶対に使うコギらったと焼津の鰹。自称やいづ親善大使です 笑
内容は、戦後からの若者を取り巻く社会背景の変化と、欧州を中心とした各国の若者政策の流れと事例紹介、現在の日本の若者の意識や若者の政治離れに対するギャップ、そしてわかもののまち静岡の活動など盛りだくさんの75分。

みなさん熱心に聞いてくださいました。長い講演にも関わらず、誰も寝ていなかったので嬉しかったです。
今日の学びを家庭内に生かすワークショップも実施
講演後は、家庭内での子供や孫との関わりに困っている人が多いということで、これからどう若者と関わるかをテーマにしたプチワークショップを実施。とっても濃い2時間でした。
参加者の方からは、若者も同じ市民として社会で関わっていきたいと感想をいただきました!
大事なのは、中高生を育てようとするんじゃなくて、彼らのチカラを発揮できる場をいかにつくるかってこと。
「未熟な市民」から「若い市民」への転換を!
今回の講演で伝えたかったのは、若者を保護の対象とする「未熟な市民」から社会をともにつくるパートナーとしての「若い市民」へ転換していくこと。
この会の内容は岳南朝日新聞と富士ニュースに掲載していただきました。
岳南朝日

講演の冒頭で話した世田谷の文章も引用していただいたようです!(以前ブログでも取り上げさせていただきました。)
「若者は、「今まさにこの社会を生きる主体であり、おとなとともに社会をつくる存在である」という、若者観の転換が今こそ求められているといえよう。
より具体的には、若者を問題の根源としてみるのではなく、問題解決のパートナーとして捉えることである。若者のことは、若者が一番知っている。」
世田谷区子ども青少年協議会「若者の参加・参画を推進するための地域拠点づくりについて報告書」(平成27年4月)
富士ニュース

依頼を頂いた新婦人の会の皆さん、天気が悪い中参加いただいた皆さん、ありがとうございました。